更年期・アラ還以降の女性のみなさん、
くしゃみをしたときの尿漏れ、夜中のトイレがキツい💦、デリケートゾーンが痒い~など、お悩み、ありませんか?
初めて「泌尿器科」に行き、閉経後、気になりながら放っておいた、
頻尿、尿漏れ、夜間尿、臓器脱、外陰部のかゆみや違和感などの心配を解決すべく、ひとまとめにチェックしてもらいました。
どんな検査を、どんな流れで行い、どんな診断があるのか、体験をお福わけします。
泌尿器科はなんとなく敷居が高かったけれど、実際に行ってみたら、老若男女、たくさんの方々が来院していて、安心感がありましたよ。
「歳だから」と諦めずに、1人で悩まずに!
検査も楽ですし、
症状は、薬で改善することもほとんどだそうです
日常生活のなかでできる治療法もあります(^_^)/
当記事で、日常生活のなかでできる治療法もご紹介します!
初めての泌尿器科
きっかけは、生まれて初めて「膀胱炎」のような症状が出たこと。
すぐに、かかりつけの内科で、抗生物質(抗菌剤)を処方してもらいました。
その際、
「実は、閉経後、尿周りのアレコレも気になる」と話すと、
「器質的な病気もチェックした方が良いから、泌尿器の専門医にしっかり診てもらってね」と、
内科医も背中を押してくれたこともあり、泌尿器科でじっくりと検査する気持ちになりました。
実は、半年ほど前から、
尿漏れや頻尿、臓器脱の原因でもある「骨盤底筋」については、非常に気になっていたので、その対策として、骨盤底筋体操を始めていました。
泌尿器科で、この骨盤底筋や骨盤底筋体操についても確認したかったのです。
骨盤底筋について、詳しくは、こちらもあわせてご参照ください↓
さっそく、「泌尿器科」をネット検索したら、家の近所に、女医さんがいる泌尿器科クリニックを発見。
ホームページで調べると完全予約制。
男性医師にかかるならば翌日に予約ができたのですが、女医さんに診てもらいたかったので、1週間後ではありましたが、予約しました。
(この時点で、内科で処方された薬が効き、膀胱炎の症状は収まっていました)
検査1 尿検査&問診 そして、排尿記録
さて予約当日、いざ、参らん!
尿検査と問診
1回の診察で終わりかと思っていたら、初回は、尿検査と問診のみ。なんだか拍子抜け。
尿検査は、
検尿カップを渡されて、ごくフツウに。
血尿の有無や細菌などを調べるため、
一般的な検査(「尿一般定性検査」と「尿沈渣」)と「好気性菌」(菌がいるかどうか)を検査し、
菌があった場合は、どんな抗生物質が合うかを調べる検査にさらに時間がかかるから、と言われ、
次の予約は、2週間後に。
その際に、
尿を膀胱にためて、超音波(エコー)で、膀胱や腎臓の様子や残尿量をチェックしたり、臓器脱などの検査もするとのことでした。
超音波検査は、膀胱に尿が7割ほど溜まった状態で検査するのが最もよく分かるそうで、
この日は、検尿のために、尿を出し切ったばかりだから、検査ができませんでした
尿検査後の問診では、わたしが気になっていることを、すべて話しました。
①「4,5年前から、くしゃみや咳、飛び跳ねたりした際に、毎回ではないが、尿漏れすることがある」
②「日中、5-7回が正常なトイレの回数だと聞くが、到底、その回数では収まらない。頻尿ではないか」
③「もともと、夜中に1回は目が覚めてしまうタイプだがトイレにいくことは皆無だった。しかし、ここ1,2年は、夜、目が覚めると尿意を感じて、1回はトイレに行くことが多い」
④「おまたに違和感があり何か挟まっている感じがするが臓器脱ではないか心配、デリケートゾーンがかゆいこともあるが放っておいていいのか」
我ながら、心配ごとが、たくさんあったものだ💧
女医さんは、尿検査の結果と、次回の検査で診断する様子。
「急に尿がしたくなることがあるか」
「急に尿がしたくなり、我慢できずにもらすことがあるか」など、加えて聞かれました。
「過活動膀胱」の自覚症状の有無を聞かれたのだと思います
「ない」ことを伝えて、問診は終了。
膀胱が意思とは関係なく、勝手に収縮する病気。
尿がわずかしか溜まっていないのに、急に尿意が起きる。
過活動膀胱の原因は、神経系トラブルや骨盤底筋トラブルのほか、多くは、原因不明や加齢による。
いきなり強い尿意をもよおし、我慢できなくなる「尿意切迫感」は、過活動膀胱で必ずみられる症状のひとつ。
この「尿意切迫感」に加え、我慢できずに尿が漏れてしまう「切迫性尿失禁」、
昼間のトイレに8回以上行く「昼間頻尿」、
寝ているときはトイレ0回が正常だが、1回以上トイレのために起きる「夜間頻尿」といった症状が、「過活動膀胱」であらわれる。
40代以上の女性の10人に1人が過活動膀胱の症状を自覚し、このうち、半数に「切迫性尿失禁」がある。
(泌尿器科でもらった冊子より)
問診後は、
次回までに、「排尿日誌」をつけることを指示され、
400ml入る計量カップ3個、排尿記録用紙と説明用紙を渡されました。
3日間 排尿日誌をつける
次の予約までの間、記録用紙に、「尿量」「がまんできない尿意の有無」「尿もれの有無や量」「飲み物の量」を、3日間、記録するようにと、看護師さんから渡された計量カップは、3個。
看護師さんに、「計量カップ、足りませんよね?」と聞くと、「これしか渡せずごめんなさい。みなさん、1個につき数回は使い回しています。もし、気になるようならば、紙コップを買ってください」と申し訳なさそう。。。
しかたなく、いわゆるフツウの紙コップを買い足して準備はしました。が、結局、計量が必要なので、渡されたカップを、1日1個使っていました。1日分ならば、問題なく使えました。
2日間は連続して記録したのですが、飲んだり出したりするたびに量って記録することに少し疲れたので、10日ほど空けて、3回目を実施。連日でなくても大丈夫!
「尿量」は、
排尿時刻とともに、計量カップの目盛をチェック。400mlのカップは大きいけれど、「夜中に起きてしまったときの尿」は、カップから溢れる尿が出ることもあったので、だから、この大きさなのね~と感心したり。
(**後述しますが、高齢になると、ホルモンの関係で、昼間より夜間の方が尿がたくさん作られるそうです)
「尿もれ」記録は、
もれた場合は、その時刻に○をつけ、その量を量れたら記録(パッドの尿もれ前と後を量りで量る。わたしは○だけつけました)。
「飲み物の量」は、
たまたま、頂き物のスイーツの空きグラスが目盛付きだったので、そのグラスで、頻繁に飲む麦茶の量を量りました。
味噌汁やスープなど汁物は、フツウの計量カップで「具を除いた汁分のみ」を量って記録しました(徹底したくなる性格発動💦)が、そんな面倒なことはせず、目安として、「汁椀1杯 約150ml」で記録すればOK。
食べ物にももちろん水分は含まれますが、ソレは無視。「飲んだ」量のみ、です。
おおよその時刻のところに、おおよその量を記録するくらいの軽い気持ちでOKでした
以下が、わたしの3日間の記録。
- 1日目 尿量 2145ml 回数 9回、飲量2085ml
- 2日目 尿量 2110ml 回数 8回、飲量1980ml
- 3日目 尿量 1610ml 回数 7回、飲量1780ml
飲んだ分、出ている、という感じだ
ちなみに、
尿意がなくても、「便」のときも尿が出るので、わたしはできるだけ、その尿も量りましたが、
看護師さんに、「あら、コレも記録して頂いたんですね」と言われたので、便の時は記録なしでも大丈夫そうでした。
ハッキリ言って、便の時に、カップに尿を入れるのは、なんだかイヤな感じ。数回目に、ようやくコツをつかんだのですが、今後、役に立つことはあるかしら・・・??
検査2 超音波(エコー)検査 尿の量や勢い 臓器脱チェック
さて、2週間経ち、クリニックへ。
待合室で、飲み物(麦茶を持参、クリニックにも用意がある様子でした)を飲みながら、膀胱内に7割くらい尿が溜まるまで、1時間半ほど待機してから、診察室に。
超音波(エコー)検査 腎臓や膀胱の形や状態を診る
診察台では、ズボンとショーツは足の付け根あたりまで下げ、
足を伸ばして仰向けに。タオルケットをかけてくれるのは、婦人科と同じく配慮があります。
超音波(エコー)検査は、先生に指示に従い、深呼吸しながら。
先生は、腎臓や膀胱の形や状態など、みている様子。
特に問題なく、
その後、支度を調えて、トイレに。
尿流量測定 測定器が付いた専用便器に排尿
トイレでは、「尿流量測定」なる検査をしました。
排尿量、排尿時間、最大尿流量、単位時間当たりの排尿量(排尿率)などの測定です。
測定器が付けられた専用トイレで、いつも通り、排尿するだけ
看護師さんが、ひと通りの説明後、スタートボタンを押し、トイレから退出、
その後、慌てずに、いつも通りに放尿するだけなのですが、
検査!というだけでテンパっていたのか、
「あれ?ボタン押すんだっけ?」と、途中でいったん尿を止めてしまったわたし。アホすぎ💦
「あ、違う!」と、慌てて再開する失態はありましたが、
最後まで尿を出して、ストップボタンをおし、計測終了。
グラフになり記録された紙がでてくるので、それを看護師さんに渡して、「途中で尿を一瞬止めた」ことを伝えましたが、
「大丈夫ですよー」とのことでした。
再び、診察台に 超音波検査、臓器脱チェック、骨盤底筋の検査など
トイレを済ませて、再び、診察室へ。
ズボンやショーツを足首まで下ろして診察台に仰向けになり、タオルをかけてもらいます。
まずは、先生が超音波で、残尿量や膀胱まわりをチェック。問題なさそう。
次は、膝を立てるように指示され、
今度は、
先生が、膣や尿管など器質的なチェックを視診や触診でしている模様。
タオルをお腹から下半身にかけてくれているので、こちらからは見ることはできないけれど、婦人科の検診とおんなじ雰囲気です。
「骨盤臓器脱もないですよ。肛門からは(直腸脱)しているけれど、ね」とのこと。
ああ、やっぱり。出産後、脱肛し、痔にもなっている自覚症状があります💦
骨盤内の臓器が膣から外に出てしまう病気。
尿道、膣、肛門をハンモックのように支えている骨盤底筋が衰えることで臓器を支えられなくなり、臓器が落ちてきてしまう症状。
膀胱が落ちてくれば「膀胱瘤」、子宮が落ちれば「子宮脱」、総称して「骨盤臓器脱」。
閉経前後から下がり始め、数年で自覚症状が出てくることが多い。尿漏れや頻尿、骨盤痛、会陰部痛などが起こることも。
性交経験や出産経験がある女性ならば、閉経後、誰でも骨盤底筋は緩んでくると言われるので、要注意。
尿の出が悪くスッキリしなかったり、股間になにか挟まっている感じがあったら、受診を。
軽症の場合は、骨盤底筋体操で改善する。
その後、
内診(膣に指or専用器具を挿入、膣の状態を確かめる)しながら、こんなやりとりがありました。
先生「では、出産のときのように、いきんで(力んで)ください」
(出産は昔すぎて覚えていないなぁ)なんて考えながら「ウーン」と、力んだつもりが、
先生「それ、逆!」
(アハハ 逆だった、締めてしまった💦)
先生「うんちするときの感じで、力む~」
わたし「これかなぁ?」
(うんち出す、うんち出す、と思いながら)力んでみたら、
「はい、OK!」と先生。
先生「では、今度は、太ももや尻、お腹には力を入れずに、膣、尿道を引き上げて」
(お、コレ!コレ! いつも訓練している骨盤底筋体操が正しくできているかチェックできる!)と意気込んで、
キュッと締めたら、
先生「それ、肛門!」
(あらやだ、頭が、さっきの「うんち出す!」のままだった💦 切り替え!切り替え!)
わたし「こっち、ネ?」
膣あたりを意識して、キュッ。
先生「うん!できている!! これが、骨盤底筋。
骨盤底筋を締めたり緩めたりできているから問題ない。
引き続き、骨盤底筋体操をしっかり続けて下さい」
これで、検査は、すべて終了。
診断結果
「病気」ではない
過活動膀胱でもなく、臓器脱もなし。2週間前の尿検査も問題なしで、いわゆる「病気」ではない、との診断結果でした。
**過活動膀胱であった場合、薬で改善することがほとんどだそうです。
検査も身体に負担が少ないので、ひとりで悩まずに、医師に受診&相談を。
尿漏れは、骨盤底筋の緩み
お腹に力が入ったときに尿が漏れてしまうことは時々ある💦けれど、骨盤底筋をしっかり緩めたり締めたりできていたからか、「腹圧性尿失禁」とも診断はされませんでした。
お腹に力が入ったときに尿が漏れてしまう。
過活動膀胱の症状も現れるケースもある。
せきやくしゃみ、笑う、ランニングやスポーツ、重いモノを持ち上げる、階段や坂道を上ったり降りたりするなど、強い腹圧がかかる動作で尿が漏れてしまう。
女性の尿漏れは、原因の半数ほどが腹圧性尿失禁。40代以降や、出産後に多い。
(泌尿器科でもらった冊子より)
閉経後で、出産経験のある人は、骨盤底筋が緩んだり弱くなっているのがフツウだから、
尿道がうまく締められずに尿漏れするのも当たり前、だそうで。。。
とはいえ、振り返ってみると、
コロナ禍以降、在宅で「宅トレ」をするようになってからの方が、それ以前に比べて、「あ、尿漏れた💦」という症状が少なくなっていました。
筋トレやヨガをするうちに、知らず知らず、「骨盤底筋」が鍛えられていたのかしら。。。?
さらに、
ここ最近は、意識して、「骨盤底筋体操」もしていたから、その効果もあるかな。
「骨盤底筋体操」で尿漏れは改善するので、続けてください
と、先生。
**「骨盤底筋体操」については、詳しく後述しています(^_^)/
頻尿 飲む量との関係
「昼間の頻尿」に関しては、
飲む量が多ければ、その分、トイレに行くのは当然。「飲んだら、出る」という、ごく当たり前の診断でした。
わたしの「排尿日誌」をみて、先生の第一声が、「飲む量が多いね」だったので、
「適量は、どのくらいですか?」と質問したら、
「適量も人それぞれで、どのくらい飲みなさいとは言えない。トイレに行く回数が気になるならば、飲料を減らせばいい。たくさん飲んだら健康的ということもない」(心臓や腎臓に負担があるケースは、飲料を減らすべき)とのこと。
飲料の適量はない!とはいえ、アラ還以降、脱水も気になるところ。
いろいろ調べてみると、
「飲む水分」の量は、性別や年齢、体重や活動量など身体活動レベルによって異なるのですが、
どのくらい必要かを記す研究結果はないようです。
参考までに、
「飲料水」としては、体重の2~2.5%くらいの量が必要だという見解が見られました。
体重47キロのわたしは、940ml~1175mlくらいでいいことになります。
一般的にも、ざっくりと、
1日に必要な水分量は、飲料水として1000~1500mLとも言われています。
わたしは、毎日、必要量の倍、2000ml前後も飲んでいるから、少し減らしてもいいのかも。
思った以上に飲む量が多かったので、驚きました😲
これが、頻尿の原因のひとつ。
心因性も少しある気がします、外出前には何度もトイレにいったりするから💦
頻尿を訴える方の多くが、わたしのように、飲量が多いケースがよくあるとか。
気になるようならば、1日の飲量と尿量を量ってみて
夜間尿 加齢により、昼より夜に、たくさんの尿が作られる
わたしに睡眠障害(もともと必ず1回は目が覚める)があること、
寝る直前に飲む量が多いことが、「夜間尿」の一因だと言われました。
さらに、
「一般的に、歳を重ねてくると、ホルモンの関係で、昼より夜に、たくさんの尿が作られるようになる。
尿を作るサイクルが昼から夜にシフトしているから、必然的に、夜間にトイレに行きたくなるんですよ」と先生。
夜間尿対策は、
寝る3、4時間前までには飲食すませること!と言われました。
なぜなら、尿は、3、4時間かけて作られるから。” その日の尿は、その日のうちに出そう!” って感じですね。
24時に寝るなら、20時半までに飲食を終えること!
え?早っ
就寝ギリギリまで麦茶を飲んでいるわたしにとって、非現実的のような気もしますが、
ちなみに、日中1500mlくらい飲んでいれば、夜間の脱水などの問題ないと言われているので、少しずつ、夜の飲料を減らそうと思っています。
正午過ぎたら、利尿作用のあるカフェインもとらないという知り合いの医者もいます。
わたしは、コーヒー好きなので、午後3時過ぎたら、カフェインレスコーヒーに変えて飲んでいますが、これも見直しが必要かな。
おまたの違和、かゆみ、ゆるみ / 女性ホルモンの影響「GSM」
おまたの違和感は、骨盤臓器脱ではなく、外陰部の肉ですよ、と言われ、
「??」の顔つきのわたし。
つまり、加齢が原因で、おまた周りや太ももなどにも肉がブヨンとついてきていることと、
加えて、
「膣のなかや外陰部もフワフワしていなくなったので、それが違和感になっている」と先生。
フワフワって、、、⁈
弾力性や潤い、ハリがなくなったということですね💧
かゆみに関しては、かぶれが在るかも、と言われ、皮膚の炎症を抑え、皮膚を保護する軟膏が処方されました。
閉経により、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少で、生殖器周辺の皮膚や粘膜などに起きるトラブル。Genitourinary Syndrome Menopauseの略。
乾燥、かゆみ、灼熱感(下着が擦れてひりひりする)、性交痛、におい、ゆるみ(膣内にお湯や空気が入る)、頻尿、尿もれ、再発性膀胱炎なども引き起こす。
症状の軽減方法として、
排尿の仕方(おまたを大きく開いて放尿する等)、
尿のふき取り(拭くのでなく、5秒ほど膣や尿道あたりをペーパーでしっかり押さえて吸い取る)、皮膚・粘膜を守る洗い方(ソープをよく泡立てて、指で優しくスーッと)
など、
日常的に、清潔に保つケアを心がけること!
風呂上がりに保湿剤(ボディローションでも可)を手で温め、膣周りや外陰に優しく塗ることも効果あり。
骨盤底筋体操でも改善する。
GSM! おお、思い当たることばかりだ!
女性ホルモン(エストロゲン)おそるべし💧
GSMのいろんな症状を緩和すべく、
外陰部の洗い方や尿の拭き取り法を実践中
なお、わたしは、上記の心配事以外にも、 尿の色や匂いの変化やアワも気になり、母の家系が「糖尿病」もあることで、「この尿の匂いは、甘い?もしや?」とか、「糖尿病の尿は泡立つと聞くけれど、大丈夫かしら」なども気になっていましたが、その点も、検査では問題なしでした。 ただ、尿に関係する腎臓あたりが痛いことがあったり、検診でも「腎臓機能の軽度低下」をずっと指摘されていたので、この機会に、思い切って、腎臓内科でも初めて診てもらいました。 詳しくは、こちら↓50代で「腎機能」低下⁈ /アンチエイジングの要「腎臓」 検査と日常の心構え「腎機能を維持」すると若々しくいられるそうです。正しい知識を持ち、日々の少しの心がけで老化を遅らせよう!
骨盤底筋体操と膀胱訓練
骨盤底筋体操で改善
頻尿、尿漏れなど多くのトラブルは、骨盤底筋体操で改善すると言われます。
骨盤底筋体操 まずは、骨盤底筋を動かす感覚をつかもう! ① 仰向けになり、両足を少し開いて膝を立てる。 ② おならを我慢するように肛門を締める。 ③ 尿を途中で止めるように膣を締める。 ④ 息を吐きながら、膣と肛門の両方を同時に持ち上げるようにキュッと締める。 あるいは、 ① 背筋を伸ばして姿勢正しく立ち、リラックス。 ② 手をおなかとお尻に当て、両方とも動かさないように意識しながら膣と肛門を締める。 ③ そのまま、息を吐きながら5秒ほどかけてグーッと上に持ち上げた後、リラックス。 これが、骨盤底筋を動かす感覚。 風呂の中で、膝を立てて座り、膣あたりに指をおいて、キュッと締まっているかどうか確認すると分かりやすい。 (わたしが、診察台で骨盤底筋を動かした時は、膣がしっかり締まっているかを医師が確認しましたが、自分でも要確認!) トレーニングは、 ① 素早く締めたり緩めたりを5回繰り返す ② 息を吐きながら、ギューッと締めて持ち上げるように3秒間キープし、 息を吸いながら、ゆっくり緩めるを5回繰り返す ③ ①②を1セットとして、1日数回30-50セットを目安にトレーニング 仰向け、四つん這い、椅子に座って、立ったままで、あるいは、ヨガの「橋のポーズ」などいろんなポーズで練習してみてくださいね。 締めるときは、息を吐く! 足やお尻、おなかの力は使わない! この2つを守って、わたしは、いつでもどこでも、気がついたらやっています。
さらに、詳しい方法は、こちらも↓
骨盤底筋体操に「横隔膜呼吸」をプラスすると、さらに佳きこといっぱいですよ(^^)
詳しくは、こちら↓
膀胱訓練 トイレに行きたくなっても、すこし我慢
膀胱にためられる尿量を増やすには、トイレに行きたくなっても、すこし我慢すること。
膣と肛門をキュット締めてもOK。
最初は5分我慢、慣れてきたら、15分~60分、少しずつ伸ばして我慢してみるといいそうです。
わたしも実践、60分くらいは我慢できるようになりました。ということは、これまで膀胱に溜まっていない状態で尿意を感じトイレに行っていた、ということ。
膀胱訓練で、膀胱の伸縮性を復活させたら、しっかり尿をためられるようになります!
在宅中に訓練しましょう!
また、膀胱炎などのときは尿を我慢してはダメ。菌を流す必要があるので、ドンドン出すことが肝心ですよ
「力み」は、ダメ絶対!
尿も便も、力んで出しては絶対にダメ!
力むと骨盤底筋が弱くなってしまう。
便も尿も自然に任せて出すこと!
「力む」ことは「悪」!!
先生は、めちゃくちゃ力説していました(^_^)/
便秘をしないように、食物繊維が多い食生活、さらに、腸活ヨガを続けて「力み」よ、さらば!
もちろん、骨盤底筋体操や膀胱訓練を続けることで、力まず出すことに近づけます!
アラ還のみなさま、一緒に頑張りましょう
まとめ
婦人科もそうですが、女医さんを選んだので、女同士の安心感は、やはりありました。
とはいえ、
今回は、内科で抗菌剤を処方され、膀胱炎の症状も軽減、余裕があったので、改めて、泌尿器科の女医さんを予約しましたが、
緊急時や痛みがある場合は、医師の性別にこだわらず、かかりつけ医などに早めに診てもらうことが大切だと思います。
今回、わたしは、「過活動膀胱」や「腹圧性尿失禁」などとは診断されなかったものの、
最近言われ出した「GSM 閉経関連尿路性器症候群」の症状は自覚できます。
これまでも当サイト「お福わけサロン」で、女性ホルモンの影響についてさまざま発信していますが、エストロゲン減少の影響は、わたしたちの心身に与える影響が、本当に大きいですね💦
今回、初めての泌尿器科で、医師から言われたことや指示されたことは、
① 「頻尿」たくさん飲んだら、たくさん尿も出る! 「適量」はないが、わたしの場合は、少し「飲む量」を減らしても良さそう。
② 「夜間尿」の対策は、飲食の最終時刻にあり! 就寝の3,4時間前までに飲食は済ませること、昼以降は、なるべくカフェインもとらないこと。
③ 膀胱運動と骨盤底筋運動で鍛えることが、「頻尿」や「尿漏れ」などを改善する大きな鍵!
④ 力みは、すべての敵! 便秘にならないように、食生活に気をつけて、運動をする!
さらに、
ストレスが原因で頻尿となることもあるため、日頃からストレスをためすぎないこと、
下半身を冷やさないことも大切。
わたしは、1日中腹巻きを巻いて、冷える時期は、お腹部分や、尿に関連する背中の「腎愈」と言うツボあたりにカイロを貼っています。
ツボに「火を使わないお灸」をしても、冷え解消・血流改善などに効果的。
自分で手軽にできるお灸を常用しています。更年期症状も緩和します(^_^)/
また、寒い季節、寝る前に、湯たんぽ(充電式湯たんぽを愛用中)で布団を温めておきます。日中も足下に置いておくと、ポカポカで快適。
アラ還ですから、「膣内もフワフワ」していないし、陰部周りに余分な肉もついて違和感もでる、
陰部に潤いも無くカサカサだからカブレで、かゆみも起きる、
女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少で、生殖器周辺の皮膚や粘膜などに起きるトラブルは多いけれど、
なるべく、快適に過ごしたい!
そのために、日常的に、清潔に保つケアを!
おまたを大きく開いて排尿し、
尿は拭くのでなく、5秒ほど膣や尿道あたりをペーパーでしっかり押さえて吸い取る、
デリケートゾーンを洗う場合は、ソープをよく泡立てて、指で優しくスーッと皮膚・粘膜を守る洗い方をしましょう。
泌尿器科の検査自体は、痛いことも苦しいこともありませんから、安心して受診してくださいね。
気になる症状がある場合、早めに受診を(^_^)/
あ、わたしは、肛門科にも行かなくちゃ💦
**尿に関係が深い「腎臓」も気になること(閉経後、人間ドックで、毎回、「腎臓の機能が軽度低下」と指摘されている)があったので、この機会に予約、初めて、腎臓についてもしっかり診てもらいました。 詳しくは、こちらを参照してくださいね。50代で「腎機能」低下⁈ /アンチエイジングの要「腎臓」 検査と日常の心構え「腎機能を維持」すると若々しくいられるそうです。正しい知識を持ち、日々の少しの心がけで老化を遅らせよう!