北京五輪 銀メダルのカーリング日本代表㊗ リザーブの石崎琴美選手が北京に持参し、心身回復や癒やしに使っていたとも言われるのが、自分でできる貼るお灸です。
お灸は、免疫力をあげ、内臓の血流を良くして、自律神経を整え、さまざまな不調を改善、なにより、ほっこり癒されるので大好きです。
自分で簡単にできる「お灸の使い方」や、
かかりつけの鍼灸師さんに習ったストレスを吹き飛ばし、免疫力をあげるためのおすすめのツボ、さらに、
一気にツボを刺激できるツボストレッチもお福わけ。
![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
コロナ禍、アラ還母は、日常生活のなかに取り入れ、日々、実践しています。
ツボの場所をもっと分かりやすく知りたい方は、ツボごとに動画(大変分かりやすく重宝!「せんねん灸」公式YouTube)で位置を紹介した、こちらの記事をあわせてご覧ください!
わたしの、簡単「お灸セット」もご紹介しています(^^)
![](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2022/04/66b57f4d7bc191229cbd0415e23c91b0-160x90.png)
アラ還母が専門家に学び、助けられ、実践しているリラックスの方法を「セルフケア&セラピー」シリーズで各種、お福わけしています。
心も身体も無理なく、愉しく(^^)
ご自分に合った癒やしの方法が、きっと見つかります。
是非、お試しください!
お灸で免疫力UP、内臓にも効く!
![](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2022/04/66b57f4d7bc191229cbd0415e23c91b0.png)
鍼灸治療を始めたのは7年ほど前。
わたしの子宮筋腫や慢性の凝り、胃痛や咳、ストレスや疲労にいたるまで、身体の痛みをとるだけでなく、免疫力を上げ、内臓の血流をよくしてさまざまな不調を改善するため、鍼灸師Kさんに定期的にお世話になっています。
コロナ禍、セルフケアができるように、Kさんから教えてもらったお灸を購入しました。
お灸は、ツボを温め体の深部体温を上げることで免疫力があがり、内臓にも直接に作用するといわれています。
![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
なにより、ほっこりと心が落ち着きます。
ツボにお灸をするだけで、肩こりや身体がほぐれる感じをわかりやすく得られるので大好き。
簡単! お灸の使い方
お灸というと、熱くて煙もくもくのイメージがあったり、扱いが難しいと思うかもしれません。
が、わたしが使っているのは台座灸といい、燃やしたもぐさの熱が、厚紙で作られた台紙を通じて皮膚に伝わるもの。台座の裏はシールになっているため、お灸にライターなどで火をつけ、ツボに貼るだけ。皮膚の平らでない側面や斜面にも貼ることができます。
![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
あら、簡単!と実感できるはず
わたしは、鍼灸師Kさんに勧められた山正の「長生灸」を使っています。
設定温度別に4種類のお灸があり、わたしは「ぬるめ」の「長生灸ライト」がお気に入りですが、初心者や熱さが苦手な場合は、「ほんのり」とした温度の「長生灸ソフト」から始めたらいいと思います。
お灸の煙やにおいが苦手な友人には、せんねん灸をすすめました。火を使わないお灸、煙が出ないタイプ、果物や緑茶などの香りがするお灸も選べるようです。
お灸は火をつけると徐々に温度が高くなっていき、しばらく温度を維持します。台座の温度が落ち着くまで貼っていることもありますが、熱さを感じたら我慢しないですぐに取り外してくださいね。
鍼灸師さんにお灸をしてもらうときは、「熱くなったら教えてください」と毎回言われ、「熱いです」といえば、すぐに外していましたし、放っておくと水泡になる可能性があります。
短時間でも効き目はあるそうですので、くれぐれも我慢せずに!
また、やりすぎると、「灸あたり」といい、だるくなったり、気分が悪くなるので注意。
かつて、足のたくさんのツボに同時にお灸をしたら、その後、しばらくして突然、右足が歩けないほど痛くなったことがありました。数時間してスッキリ良くなったのですが、一種の灸あたりかも。
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びっくりしました(^^;)
つい気持ちよくて、やりすぎないように気をつけています
免疫力をあげたいとき おすすめのツボ
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コロナ禍、免疫力UPにおすすめのツボは、以下の4つ。
なかでも、 合谷 は、必ずお灸をします。
日常生活のなかで気がついたとき、
合谷 をもむだけで、肩から上の症状が緩和するので、ぜひ、やってみてください!
- 合谷(手の甲の人差し指と親指の骨が交わるところで人差し指よりのくぼみ)初心者におすすめ!
- 曲池(肘を曲げたときにできるシワの先端にある親指側のくぼみ)
- 手三里(曲池から指3本分下のくぼみ)
- 足三里(膝のお皿下の外側のくぼみから指4本分下)胃腸が不調の時はココ!
![鍼灸師さん](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/7966bae78213db11914ad7af893f8431.png)
万能のツボとして、合谷はおすすめ。
頭痛や肩こり、目の疲れ、歯の痛みや難聴など、肩から上の症状のほか、胃痛や便秘にも効果あり。
初心者はコレだけでもOK。
![ツボ 合谷](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/07/4990644e15e513f92c1d81ac352956f7-e1625826636324.png)
![腕 曲池 手三里](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/07/edb2b4a0288f4343f1f082b2b3b93ffd-e1625826903123.png)
手三里(曲池から指3本分下のくぼみ)
![鍼灸師さん](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/7966bae78213db11914ad7af893f8431.png)
足三里は、腰痛や便秘、胃痛などに効き、重宝するツボです
![足の外側 足三里](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/07/66e7ba77270224623b8d7274fc673871-e1625826675936.png)
ストレス緩和 おすすめのツボ
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![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
免疫力にはイライラやストレスは大敵。
以下を温めてスッキリしましょう
- 三陰交(足の内くるぶしの頂点から指4本分上)女性必須! 更年期、生理痛、冷え性などに
- 太衝(足の親指と人差し指の間で押して痛気持ちいいところ)頭が熱いとき
- 神門(手首のシワ線上、小指側にあるくぼみ)夜中に何度も起きるとき
- 内関(手首のシワの中央から指3本分肘側)
- 太渓(内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ)
①三陰交は、子宮筋腫や更年期、生理痛やPMSなどの婦人科系、冷え性、不眠にも効きます。
![鍼灸師さん](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/7966bae78213db11914ad7af893f8431.png)
三陰交は 女性にとって必須の心強いツボ!
臓器では、腎、脾、肝に関連する重要なツボ
![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
「三陰交がズキズキ痛い」ことがあり、弱っているサインのように感じるので、すぐに三陰交をツボ押ししたり、お灸をするようにしています。
これだけで気分も上がることもあり、不思議
![足の内側 三陰交 太渓](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/07/b0b6f29fc015f6a4438023054004044c-e1625826516957.png)
太渓(内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ)
②太衝は、気を巡らせ整えてイライラを収めたり、頭や胸の熱を下げ、すっきりとさせ、眠れないとき、もむのもOK。肝機能にも効果あり。
![](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
更年期ではよくありますが、
頭が熱く感じ、足が冷えているようなとき、 太衝をもんだり、お灸をしています。
鍼灸師さんイチオシ!
![足の甲 太衝ツボ](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/07/2498a125a1aa72e7d18ca7639d11a8ef-e1625905103419.png)
③神門も、気を鎮め、眠りに効果的。便秘にも。
![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
夜中に何度も目が覚めてしまうとき、 神門 にお灸をしたり、もんでいます
![手のひら 内関 神門](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/07/f8db34ab23c1d77848502e2fd13b68e1.png)
内関(手首のシワの中央から指3本分肘側)
![アラ還母](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/06/aaab8c8cbb17f3e05cd1575c26133d13.png)
ツボの場所、強さや回数も「気持ちいい」を基準に!
ツボストレッチ
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身体にあるたくさんのツボを一気に刺激できるストレッチ。テレビをみながらやったり、外出先でも行列中などにサクッとできるストレス解消法です。
- 足の後ろ側を伸ばす。
太ももの後ろやふくらはぎには気や血流のツボが多いので一気に刺激を与える。
さきごろ、嚥下障害も、太ももの裏を伸ばすことで改善することも知りました。わたしは頻繁にむせるのですが、太ももがめちゃくちゃ硬い。
ストレッチは必須。
- 手のひらを上にして腕をそらす。
手のひらにふたつある老宮、腕にある内関など、エネルギーを高めるツボを一気に伸ばすことができます。体も温まり、息苦しさやうつ傾向の解消も期待できます。
- 両手を上にあげ、体側を伸ばす
肝臓など内臓の働きを高めます。
- 四つん這いになり、息を吐きながら、おへそを見るように頭を下げ、背中を丸める。次に、息を吸いながら目線は斜め上にするように背中をそらせる。背骨1本1本を動かすように。何度か繰り返したら、頭頂を床につけ刺激する。(これは、外出先では無理か(^^;))
背骨にそって内臓に関係するツボが集まっているので、気の巡りや血流が改善、頭頂にある百会 を刺激して心臓を元気にしてパワーを取り戻します。
まとめ
![お灸とツボストレッチ](https://mayamik.com/wp-content/uploads/2021/08/2765a496addc7c43425c75882ac1a0ca.png)
- お灸は、免疫力をあげ、内臓の血流を良くして、さまざまな不調を改善する。
- 家庭で扱う台座灸は、シールで皮膚に貼れ、扱いが簡単。煙の出ないもの、匂いのないもの、火を使わないものなどあり、熱さもレベル別のなっている。やり過ぎは注意!
- 「長生灸」「せんねん灸」など購入できる。
- 免疫力アップにおすすめのツボは、
- 合谷(手の甲の人差し指と親指の骨が交わるところで人差し指よりのくぼみ)
- 曲池(肘を曲げたときにできるシワの先端にある親指側のくぼみ)
- 手三里(曲池から指3本分下のくぼみ)
- 足三里(膝のお皿下の外側のくぼみから指4本分下)
- ストレス緩和におすすめのツボは、
- 三陰交(足の内くるぶしの頂点から指4本分上)
- 太衝(足の親指と人差し指の間で押して痛気持ちいいところ)
- 神門(手首のシワ線上、小指側にあるくぼみ)
- 内関(手首のシワの中央から指3本分肘側)
- 太渓(内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ)
・ お灸のツボは、もちろん指で押したり、伸ばしたり、もんだり、さすったりしても。
触ってみて、ほかの場所より硬い、痛みに敏感、くぼんでいるなど、
自分が「ここだ!」と思う「気持ちいい」と感じる場所でOK。
- ツボストレッチは、たくさんのツボを一気に刺激でき、かつ、気軽にできるのでおすすめ!
1.足の後ろ側を伸ばす
2.手のひらを上にして腕をそらす
3.両手を上にあげ、体側を伸ばす
4.四つん這いになり、息を吐きながら、おへそを見るように頭を下げ、背中を丸める。次に、息を吸いながら目線は斜め上にするように背中をそらせる。背骨1本1本を動かすように。何度か繰り返したら、頭頂を床につけ刺激する。
ツボの場所をもっと分かりやすく知りたい方は、ツボごとに動画(大変分かりやすく重宝!「せんねん灸」公式YouTube)で位置を紹介した、こちらの記事をあわせてご覧ください!
わたしが日常的に使っている「お灸セット」もご紹介しています(^^)
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わたしらしく愉快に生きたい!と願う元新聞記者アラ還母が、人生や子育て、仕事、日常生活のなかで、困ったり迷ったりしたときに助けられた「愉しく生きる知恵」や「癒やされた考え方」を、コラム「愉快に生きる」シリーズで、エッセイとともにお福わけしています。 みなが、自分に優しくいられますように。
不調を我慢せず、更年期・アラ還期を快適に! 愉快に!
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