「イヤだ」という気持ちを大切にしたい/「居場所」=「安心」を知るために

愉快に生きる

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自分が「嫌い」だなと感じる人と仲良くしたり、「イヤだな」と思うことを我慢してしていると、
「自分らしさ」を殺すことになるから、偽物の自分で生きることになって、
結局、居心地の悪い、不満足な毎日が続いてしまう。

居心地の良い、「わたしのままで」居られる「自分の居場所」を見つけるためには、
「自分らしく」しているに限ります。アラ還になり、心からそう思えます。

そのために、まずは、
「イヤだ」「嫌い」と思うヒトやモノや場所に対して、
「わたしは、わたしの人生に、あなた(この場所)(その考え)を採用しない!」
「わたしの心のなかには、あなた(この場所)(その考え)を1ミリも入れない!」と、
心にしっかりと決めたい

できるならば縁を切って、
「自分らしさ」を取り戻したい!

そうすれば、類は友を呼ぶ、必ず、「居心地のいい場」や「一緒にいたい人」「大好きなモノゴト」と、巡りあえます!!

居場所」って、どこかの「場所」である場合ももちろんあるけれど、

「心からホッと」できる「瞬間」や、
「安心」できる「人」「大好き」な「こと」も、あなたの「居場所」。

つまり、

「居場所」とは、

あなたの「心が喜ぶ何か」を、「あなたが知っていること」だと思っています。



今回のエッセイは、「好き!嬉しい!」に巡り合うために、
まずは「イヤだ」「嫌い」という気持ちを大切にしたいと思うようになった、子ども時代のお話。

「行きたくない」と思う場所は、ただ、「いまのあなた」とは相性が悪い場所。
 「いまのあなた」 にふさわしくない場所。それだけのこと

あなたには、「いまのあなたのまま」で、肩の力を抜いても安心して居られる場所が必ずある



誰がなんと言おうと、あなた自身が、これは「しなくていい我慢だ」「イヤだ!」と思うならば、それは「 しなくていい我慢 」です。

心優しいあなたは、周りの人たちのことを気遣い、想像し、我慢を重ねて、
全部、自分1人で背負おうとしていますよね。

でも、
あなたは、あなたの人生を、あなたらしく生きていいのです。

イヤなことは、イヤだと言っていいし、
甘えていいし、頼っていいし、
休んでいいし、怒っていいし、泣いてもいい。

どんな風に生きるのか、あなたが選んでいいのです。

愉快な仲間
愉快な仲間

あなたは、そこで、その我慢をしなくていい!

アラ還母
アラ還母

自分が、どんな人と、どんな場所で生きるのか、

それを選ぶ権利があるのは、自分自身だけ

愉快な仲間
愉快な仲間

「あなたの人生」の舵をとっていいのは、「あなただけ」!


コラム 愉快に生きる
「愉快に生きる」シリーズでは、
わたしらしく愉快に生きたい!と願う元新聞記者アラ還母が、人生子育て、仕事、日常生活のなかで、困ったり迷ったりしたときに助けられた「愉しく生きる知恵」や「癒やされた考え方」や方法を、エッセイとともにお福わけします。  

第7回エッセイ 「好き!嬉しい!に 巡り合うために」

みんなに好かれないとダメなの⁈

アラ還母の子ども時代(昭和40年代~)は、こんなことがありました。

学校の方針だったのか、担任の先生の独断だったのか、小学生の高学年になると、
「好きな子3人、嫌いな子3人」を書かせるアンケートが学期ごとに行われ、その結果が親に伝えられました。(このアンケートの意義は何だったのか⁈ いまだに先生の意図が謎 )

みんなに好かれて人気者
だれとでも仲良くできる

そんな報告を先生から受けたときは、嬉しそうな得意そうな母の表情、
母の顔を見て、母から褒められて、また褒められたいと思って、
皆と居るときは、面白くないのに笑ったり、イヤなのに嬉しそうにしたり、悪くもないのに謝ったり、周りの顔色をうかがっていた、わたし。

でも、一方で、
言葉ではうまく言えないけれど、「何かが違う」気もして、モヤモヤして、居心地が悪くて、不自然でわざとらしい気もして、

「だれとでも仲良くしなきゃいけないのかな⁈」
「全員に好かれないとダメなのかな~⁈」

それって、息苦しいな、不自由だな、そんな感覚もありました。

さようなら 嫌いなひと

そんなとき、小学5年生くらいだったか、一緒に行動していた4人グループの3人から、突如として明らかに無視されるようになりました。
1週間、2週間と経ち、行動を共にしないことにも慣れたころ、
急に、3人のうちのひとりがわたしに近づいてきて、不思議そうに聞いてきました。

「なんで、無視されているのに、悲しまないの? なんで、普通にしているの?」

なんで?って。。。

「だって、悲しくないから」

と、わたし。

「え⁈ 悲しくないの⁈⁈ 、、、ふーん、じゃあ、もう無視はやめる!」

とかなんとか言い、彼女は遠巻きにみていた2人のところに走っていきました。

その後、どんな風に彼女たちと過ごしたのか思い出せませんし、彼女たちが誰だったかさえ全く思い出せません。

が、覚えていることは、しっかりあって、
当時のわたしは、

子アラ還母
子アラ還母

友達は、このグループの3人だけでない。
3人以外にクラスには35人もいて、学年でみたらその6倍いて(6クラスあった)、学校や町中の子どももいっぱいいて、まだ出会ってはいないけれど、日本中の子どもで考えても、わたしには、愉しく過ごせそうな人たちはたくさん居る!

と思っていたこと、
さらに、

子アラ還母
子アラ還母

そもそも、友達をいきなり無視するような人たちは、もはや友達ともいえず、仲良くするのは、こちらから願い下げだ、

友達リストから削除して、それでスッキリ、さようなら!

という心持ちだったことです。

励まされた ユーミンのことば  「万人にウケようとは思っていない」

人生の基礎みたいなものが小学生時代にあるとしたら、”良い出会いベスト10” の上位にランクインされるのがシンガーソングライターのユーミンこと、松任谷由実さんとの出会いです。
もちろん、作品を通して、いちファンとしての出会いですが、わたしの「生き方」への影響も大きかった。

特に、松任谷由実さんのエッセイ集を読んだとき、子どものわたしは、目からうろこが落ちました。

ユーミンさんは、作品を世に発信する際に「万人にウケようとは思っていない」といった内容を記していました。
このエッセイ本は実家に保管してあり、手元にないため、当時のわたしが受け取ったメッセージしか正確には覚えていませんし、もしかしたら、真意を間違って受け取った可能性もなきにしもあらずですが、
わたしがユーミンさんの言葉に救われたこと、目の前の風景が変わって見えるほどのすがすがしさを味わったことは真実

ウケる人にウケれば良い! という潔さ
自分を嫌いな人には嫌われてもいいという 格好良さ

わたしが言葉にできていなかった感覚を、ピタリと表現してもらえて、「これでいいのだ!」と溜飲が下がりました。

それからのわたしは、

この世の中には、どうやっても話が通じない、ウマが合わない ”ねじれの位置” のひとたちがいて、
だから、皆に好かれなくていいし、嫌われてもいいし、皆を好きにならなくていいし、嫌いでもいい。

「わたしが、わたしのままでいて」、「わたしが、一緒に居て嬉しい気持ちになる」人たちと交流すればいい、



と、いっぺんの迷いなく、確信を持って考えるようになりました。

嫌いがあってもいいし、嫌われてもいい! それが「好き」に出会える近道

中学生になり、本格的に、気が合わない人たちと意味なく一緒にいることも止めたら、ひとりでいることも増えましたが、
わたしの心が嬉しくない誰かや、わたしの心が苦しくなる誰かと一緒にいることより、ひとりでいる方が、ずっとずっと、わたしの心は軽やかであることを、毎日、感じていました。

そして、「嫌い」や「苦手」なヒトと、わざわざ付き合わないようになったら、本当に「一緒に居て愉しい」と思える友達ができました。

それまでのわたしならば、仲良くならないようなタイプの友達でしたが、「一緒に居たい!」
「大好き!」と心から思える友達。

子アラ還母
子アラ還母

「わたしのままで」いたら、「わたしにぴったり」の友達に、自然と巡り会えるんだな~

さようなら、嫌いな人! こんにちは 大好きな人!

この経験は、高校生、大学生、そして就職しても、わたしの「人間関係」の基礎になってきたように思います。

60年近い人生を振り返ると、
苦手な人は、どんな場所にも居たけれど、

そもそも、千差万別いろんな人がいる世の中なのだから、
わたしが、「嫌いだな、苦手だな」と感じる人も当然いる
なんだか居心地が悪い、どうも息苦しい、そういう場所も、どうしても存在しています。

でも、

嫌いな人や、苦手な場所で、自分の心を削ってまで仲良くする必要も全くないし、自分を殺してまでその場の空気に合わせる意味も全くない。
その人やその場所に、嫌われたってOK
ただ、相性が悪いだけ。わたしの人生になんの影響もない
全く問題なし!

そして、
「嫌い」な人や場には執着せずに、さっさと「さようなら」をしたい!!

とはいえ、
実際に「さようなら」が難しいこともたくさんあります。

そういうときは、
嫌いな人や場所は変わらず存在していて、存在していることは認めるけれど、でも、

わたしの心のなかには、1ミリも入れない! 
わたしのこころは、あなたを選ばない! 採用しない!

そんな風に思っていましたし、いまもそう思って暮らしています。

だって、「イヤな人や場所」を手放しても、必ず、好きな人や居心地の良い場所に出合えるから

わたしは、わたしの「好き」で、心のなかをいっぱいにしていたいから!

しなくていい我慢に さようなら~

「石の上にも3年」などと言い含められて育ち、「どんなことも耐えて、我慢した先にしか幸せはない」「つらい経験に耐えない限り ”成功” しない」などと思い込まされてきましたが、
アラ還になり、さまざまな経験をして、
その考えは間違っているんじゃないかな、と考えるようになりました。

ある知人は、結婚以来30年間、ずっと夫からの暴力を受けています。身体的暴力というより、精神的に追い詰める暴力。
あまりにもひどいので、数年前に一度家を出て、実家に帰ったことがありました。
が、そこで、知人が実の母親からいわれたことは、

「いまは我慢しなさい。いま我慢したら、そのうちきっといいことがあるから。
子どもたちのためにも夫の元に帰りなさい。
お母さんもそうだったのよ、あなたたち子どものために、お父さんの暴力に我慢したから、いまがあるのよ」。

知人は、この母親の言葉に納得して、自宅に戻ったのです。そして、
いまも、夫の暴力におびえながら、心が休まることなく絶えず何かに備え、耐え、我慢して暮らしています。

「我慢した先には幸せがある」という考え方なのでしょうが、
わたしにはどうしても、これは、幸せのためにするべき「我慢」とは思えないのです。

「幸せを感じていまを生きること」を放棄することが、「子どものため」なのか?
「子どもの幸せ」に通じるのか? それが、幸せなのか?

でも、彼女はわたし。わたしは彼女。

わたしだって、「イヤなこと」を手放した先に待っている(と思い込んでいる)「苦労」と、
「イヤなこと」で守られる(と思い込んでいる)「メリット」を天秤にかけて、
本当は言いたいことをぶちまけて縁を切りたいところを「我慢」したり、「自分を偽り」相手に合わせたり、従うこともありました
人生、そんなことばかりだった気もします。

が、その「我慢」に意味があったのか、本当に家族や自分を守れたのか、いまとなってはよく分かりません。

守ろうと必死だったけれど、もしかしたら、「我慢」は「我慢」でも、もっと、「我慢」のしがいがある、「必要な我慢」があったのかも知れない。

自分が嫌いな人や気に入らない場所に、おもねたり、へつらったり、合わせたりした自分のことは、やっぱり好きになれないし、

「家族を守るため」「幸せのため」などと言いながら、「自分を殺して信念を曲げ、我慢した」わたしに、
本当に、何かを守ることなどできたのだろうか? 

それで、家族は幸せだったのか? 
わたしは幸せだったのか?

「自分らしくいる」という勇気がなかっただけなんじゃないか?


この問いをずっと抱えています。

あとがき

我慢には、「必要のある我慢」と「必要ない我慢」があると思います。しなくていい我慢は、しなくていい。

「必要ない我慢」 を、「しない勇気」を、わたしは持ちたい!

その勇気をもつために、「必要のある我慢」があるのだとしたら、喜んでしたい

だから、
いま、「行きたくない」「嫌い」「居心地が悪い」「苦しい」といった理由で、学校や会社や特定の場に行かない人は、

「イヤだ」という気持ちから逃げなかったんだな、
学校や職場がイヤだ、行きたくないという、その気持ちを大切にしているんだな


なんと勇気のある行動を取っているのだろう

と、わたしは感じます。尊敬します。

心が「イヤだ」と叫んでいるのに、そこを飛び出す勇気がなくて「我慢」してしまったことが、わたしにはたくさんあるから。

「イヤだ」という気持ちを大切にする勇気を、わたしは持ちたい!

「行きたくない」と思う場所は、ただ、「いまのあなた」とは相性が悪い場所。
 「いまのあなた」 にふさわしくない場所。それだけのこと

あなたには、「いまのあなたのまま」で、肩の力を抜いても安心して居られる場所が必ずある



「しなくていい我慢」は、しなくていい。
誰がなんと言おうと、あなた自身が「しなくていい我慢」だなと思うならば、
それは「 しなくていい我慢 」です。60年ちかく生きてきて、心からそう思います。

心優しいあなたは、
たくさんたくさん我慢して、傷つき、
他者のことを気遣い、他者の気持ちを想像し、他者を優先していませんか?
そんな心優しいあなたが辛くなる世の中を、わたしは変えたい。
心優しいあなたこそが、心から安心し、愉しく生きられる世の中になることを祈りながら、発信しています。


アラ還母
アラ還母

自分が、どんな人と、どんな場所で生きるのか、

それを選ぶ権利があるのは、自分自身だけ



「イヤだ」「嫌い」と思う人やモノ、場所と縁を切って(あるいは、「わたしは、わたしの人生に、あなたを採用しない!」「わたしの心のなかには、あなたを1ミリも入れない!」と心でしっかり宣言して)

「自分らしさ」を取り戻したら、

類は友を呼ぶ、必ず、自分の居場所、「居心地のいい場」や「一緒にいたい人」「大好きなモノゴト」に出合えると信じています。


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