アラ還&更年期の皆様~!
LDLコレステロール値、いわゆる悪玉コレステロール値が悪くなっていませんか?
え? 調べたことがない⁈
まずは、企業や自治体の健康診断などでの血液検査をオススメします。
更年期以降、「異常値」になってしまった皆様、数値を正常に戻すために何かしていますか?
「異常値」になったわたしは、どうしたらいいのか、数人の医師に話を聞きました。
が、いろいろ調べていくうちに、
え⁈ 「異常値」と指摘されていたのに、わたし、正常範囲だったの⁈
更年期には、コレステロール値が上がるのが普通だから心配ない???
という知見も知り、安心したり、混乱したり💦
そして、結論から言うと、
分かったことは、
「女性は、閉経前後に、いわゆる「悪玉」のLDLコレステロール値が上がるのは当然」なことで、
「更年期後、数値が高くなったからといって、急に動脈硬化が進んで心筋梗塞のリスクが上がるわけではないから、
過度に心配したり慌てなくていい」こと、
「むやみに薬を使うのではなく、定期的に頸動脈エコーで血管の状態をチェック」すること、
一般的には、これらが、大切だということです(^^)
もちろん、個々により事情が異なりますので、それぞれがお医者さんとしっかり話をすることが大事です! 自分の身体の主人公は、自分です(^^)!!
今回は、コレステロール値についてのさまざまな見解や、どんな心がけをしているのかを、お福わけします。
アラ還母が取り組む医者に聞いたLDLコレステロール値を下げる方法「適度かつ効率的な運動と食事の工夫」については、「高コレステロール値⁈ 更年期&アラ還が心がける 食事と運動」を合わせてご覧ください!
後日談ですが、実際、運動と食の工夫で、基準値になりました!
わたしが実践した運動と食については、
なお、当サイト「お福わけサロン」では、オススメの運動や食生活のヒントを、多数掲載しています(^^)
コレステロール値には、「基準範囲」が2種類あった
お医者様は専門家とはいえ、いろんな考え方がある、ということを知ったので、お伝えします。
5人以上の医師に、わたしの「コレステロール値」と「治療」について直接に話を聞きましたが、
同じ考えもあれば、それぞれ違うことも言っていました。
真逆の考えさえあり、え? 何が正解なの???
と、正直思ったことも事実です。
脂質異常症かどうかを診断する「基準値」も、多くの場合に採用されている日本動脈硬化学会(厚生労働省)の「 脂質異常症の診断基準 」と、
日本人間ドック学会、健康保険組合連合会の発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲」の2つあるんです。
一般に知られている 日本動脈硬化学会(厚生労働省) 脂質異常症の診断基準
脂質異常症の診断基準として、健康診断の結果に用いられて一般に知られているのは、以下の数値。
診断基準 | 脂質異常症 | |||
LDLコレステロール | 140mg/dL以上 | 高LDLコレステロール血症 |
LDLコレステロール が「140mg/dL以上」となると 「高LDLコレステロール血症」と言われます。
わたしの場合、閉経した51歳以降、以下のような推移がありました(56歳時の検査数値までを記載)
診断基準 | 脂質異常症 | |
LDLコレステロール | 140mg/dL以上 | 高LDLコレステロール血症 |
---|---|---|
【アラ還母の場合(51歳~)】 | ||
LDLコレステロール 検査年齢 | アラ還母の LDLコレステロール数値 | 診断等 |
51歳 | 122 mg/dL | 120~139mg/dL 境界域高LDLコレステロール血症 |
53歳5ヶ月 | 201 mg/dL | 急上昇💦初めて薬を勧められる |
53歳8ヶ月 | 184 mg/dL | 再検査で低下 |
54歳 | 203 mg/dL | 次も悪ければ「薬」と警告 |
しばらく検査せず、 | 本格的に運動を始める | |
56歳 | 167 mg/dL | |
まだ基準値を大きく超えているが、 | 運動により、かなり低下した | |
以下、参考まで | ||
診断基準 | 脂質異常症 | |
HDLコレステロール(善玉) | 40 mg/dL未満 | 低HDLコレステロール血症 |
トリグリセライド(中性脂肪) | 150 mg/dL以上 | 高トリグリセライド血症 |
Non-HDLコレステロール | 170mg/dL以上 | 高non-HDLコレステロール血症 |
[脂質異常症の診断基準に当てはまる場合でも、すぐに治療が必要というわけではありません( 日本動脈硬化学会 厚生労働省)]と注意書きがありますが、
基準範囲を超えると、すぐに薬を勧められるというのが、わたしの印象です 。
わたしの数値をみて、「薬を飲まないと、どうしようもないですよ」という先生ももちろんいて、周囲でも結構飲んでいる方も多い。
ところが、もうひとつ、診断基準があることを知りました。
日本人間ドック学会、健康保険組合連合会「新たな健診の基本検査の基準範囲」
日本人間ドック学会、健康保険組合連合会が発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲 日本人間ドック学会と健保連による150 万人のメガスタディー」(2014年)の基準範囲です。
日本人間ドック学会によると、
「全国の150万人余りの人間ドック受診者から、他の一般的な検査に異常なく、
飲酒はビール相当1本以下、喫煙もしない1万5千人余りの厳選された健常者の
検査値を元に算出したもの」。
つまり、「とても健康健全なひとたち」という前提があったうえの数値の範囲ですね。
それによると、
「LDL-コレステロールは、女性において 45 歳—60 歳にかけて増加しており、年齢差を認める」といいます。
女性の場合、 45 歳—60 歳にかけてLDLコレステロール値が上がる人が多いのですね
そこで、
日本動脈硬化学会(厚生労働省)脂質異常症の診断基準(男女同じ数値)とは異なる、
年齢別の「基準範囲」が示され、
しかも、LDL-コレステロール関連の検査結果は、
「 (日本動脈硬化) 学会基準とかけ離れ、従来の基準値より上限値がかなり高く」なっています。
性別 年齢 | 検診データに基づく基準範囲 | |
女性30-44歳 | 61-150 mg/dL | |
LDLコレステロール | 女性45-64歳 | 73-185 mg/dL |
---|---|---|
女性65-80歳 | 84-189 mg/dL | |
男性 | 74-180 mg/dL | |
総コレステロール | 女性30-44歳 | 144-237 mg/dL |
女性45-64歳 | 158-280 mg/dL | |
女性65-80歳 | 177-281 mg/dL | |
男性 | 155-257 mg/dL |
この基準範囲でみると、56歳時の LDLコレステロール 167 mg/dL は、基準範囲内です!
140mg/dL以上で「脂質異常症」と診断されたわたしですが、
この基準範囲( 女性45-64歳 73-185 mg/dL )でみると、
わたしの数値で、健康なひとたち が多くいることがわかり、ホッとしました
では、なぜ、LDLコレステロールは、女性だけ 45 歳—60 歳にかけて増加するのだろう?
更年期以降、LDLコレステロール値が上がる理由
生活習慣病の専門医は、
「女性ホルモンのエストロゲンは、LDLコレステロール を調節しています。
それが、更年期以降、女性ホルモンのエストロゲンが減るために、 LDLコレステロール を調節できず、 LDLコレステロールが血液中にあふれ、コレステロール値が上昇。
更年期や閉経後に、LDLコレステロールが増えるのは必然です」と話します。
食生活や運動不足といった生活習慣だけが原因ではなく、
女性の場合は、女性ホルモンの変化がかなり影響しているのですね
さらに、
男性では総コレステロールの上昇が心筋梗塞などの死亡率の増加と明らかに関係するのに対し、女性では、 総コレステロールの上昇と心筋梗塞などの死亡率との関係が見られない(糖尿病なし、非喫煙者)という調査結果もあると言い、 明らかに性差があるそうです。
「更年期以降、数値が高くなったからといって、急に動脈硬化が進んで心筋梗塞のリスクが上がるわけではないから、
過度に心配したり慌てなくていい」( 生活習慣病専門医 ) と話しています。
わたしが調べた限りでは、女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンの影響も考慮しなくてはいけないという見解をもつ循環器専門医や婦人科専門医は多数いました。
「コレステロール」とは 人間の体に存在する脂質のひとつで、細胞膜・ホルモン・胆汁酸を作る材料となっている。 血液中において過剰もしくは不足した状態になると、動脈硬化などの原因となる。 有害物質のように見られていますが、コレステロール自体は細胞膜・各種のホルモン・胆汁酸を作る材料となり、体に必要な物質です。 2割~3割が体外からとり入れられ、7~8割は糖や脂肪を使って肝臓などで合成され、その量は体内でうまく調整されています。 生活習慣病の因子として取り上げられているのは、たんぱく質などと結合しリポタンパク質として血液中にとけ込んでいるコレステロールです。 リポタンパク質には、肝臓のコレステロールを体全体に運ぶ役割を持つLDL(低比重リポタンパク質)と、体内の血管壁にたまったコレステロールを肝臓に運ぶ役割を持つHDL(高比重リポタンパク質)があります。 LDLは体にコレステロールを貯めるので「悪玉」、HDLは回収するので「善玉」と呼ばれています。 このふたつのコレステロールのバランスが崩れて、血液中のコレステロールが過剰となるのが、脂質異常症と呼ばれる状態です。コレステロールが不足した場合も免疫機能の低下を招き、脳出血の危険を増加させます。これまでの疫学調査(米国MRFIT)では、多くても少なくても寿命が短縮するといった結果が出ています。 LDLコレステロールが多く含まれる動物性脂質は、一般的にとり過ぎる傾向があるのでなるべく控え、HDLコレステロールを増やす効果のある青魚(DHA/EPA)や、コレステロールを減らす効果のある植物性脂質をバランス良くとりましょう。 ( 「e-ヘルスネット」(由田 克士大阪市立大学大学院教授、厚生労働省、2019年)抜粋
注意点
ただし、
日本人間ドック学会も、「今回の値で基準範囲内になったからといって、治療を受けなくてもよい、薬を中止してもよいというわけではありません。
他の一般的な検査に異常なく、飲酒はビール相当 1 本以下、喫煙もしないなどの場合に限ったものです。
これらに当てはまらない場合は、より厳しい基準から判断する必要があります。
自己判断されず、かかりつけ医師と相談し、( 日本動脈硬化)学会の診断基準も重要視されることを願います」と忠告しています。
更年期やアラ還の女性の場合、LDLコレステロール値が140mg/dL以上でも、健康な人が多くいることが分かり、
過度に心配したり、怖がる必要はないことは分かりましたが、
わたしの場合は、何度か200mg/dL を超えていたし、肝機能などほかにも注意したい数値もあるため、
やはり、LDLコレステロール値を下げるために、できることは続けたいと思っています(^^)
LDLコレステロールが高い(特に180mg/dL以上)場合の注意点として、
日本動脈硬化学会 では、
- LDL-Cコレステロールの値が180 mg/dL以上。(薬などの治療前)
- 腱黄色腫(手背、肘、腱等またはアキレス腱肥厚)あるいは皮膚結節性黄色腫がみられる。
- 自分の両親、兄弟・姉妹、子 の中に家族性高コレステロール血症と診断された人がいるか、若い時(男性55歳未満、女性65歳未満)に冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)を起こした人がいる。
以上3つのうち2つが認められるときは家族性高コレステロール血症の可能性が高いとしています。
家族性高コレステロール血症の場合、アキレス腱が厚くなることがあります。かかとに力がかからない状態でアキレス腱が厚い場合は、必ず医師に相談するようにしてくださいと、特に喚起しています。
家族性高コレステロール血症と診断された場合、家族についても調べることが望ましいとされています。
(日本動脈硬化学会HPより)
さらに、他の病気によりコレステロールは上昇する場合もあります。
特に、更年期さん&アラ還さんが注意したいケースとして 「コレステロール値が高い原因に甲状腺ホルモンの異常がある」場合も。詳しくはこちらで。
そして、大切なことは、医師が口をそろえて言う「頸動脈エコー検査」のようです。
重要なのは、数値より、実際に動脈硬化が進んでいるか、頸動脈エコーで首の血管を調べること!
必須‼‼ 頸動脈エコーで動脈硬化のチェック
わたしが話したお医者さん全員が「頸動脈エコーが大切」という認識でした。
頸動脈エコー検査で、血管の壁の厚さや、プラークの有無や状態を調べます。これにより、動脈硬化が進んでいないかどうかをチェックできるといいます。
アラ還女性では、
血管壁の厚みに問題があったり、1.5ミリ以上のプラークがある場合、LDLコレステロールが180mg/dL以上になったら薬物療法を検討し、
プラークが1.5mm未満であれば、LDLコレステロール値が多少高くても、多くの場合は「薬が必要ではない」と言う見解もありました。
総合的な検査と判断が必要ですね
わたしの血液検査の結果だけで、「薬を出しますね」という医師もいました。 「コレステロールの薬は、むやみに飲まない」という勉強をしていたので、 わたしが、「え⁈ 薬は飲みたくありません!!」というと、 医師は、ものすごく心外な顔で、「では、頸動脈エコーをしてから決めましょう」と、初めて、血管チェックの話が出たケースもありました💦 エコー検査の結果、全く問題なかったことから、 「あなたは薬は飲みたくないんでしょう? 血管はきれいだから、すぐには薬は飲まず、半年後に検査をした結果で決めましょう」となり、 いまのところ、薬は飲んでいません。 が、LDLコレステロール値は下がってきています。 医者に言われたまま、何も考えずに薬を飲まなくてよかった、と安堵しています。
私たち自身も、ある程度の知識を持ったり、よくよく医師の意見を聞きたい。
納得いくまで話ができる医師を見つけたいですね
わたしは、「漢方薬」についての記事でも書いたとおり、
医者の意見を参考にしつつ、自分の感覚や感じを大事にして治療法を決めることを心がけています。
「薬」の前に、治療法の判断材料として、頸動脈エコーで動脈硬化の兆しをチェックしたいと思っていますし、
半年ごとのエコー検査を医師から指示されています
一般向け冠動脈疾患発症予測ツール これりすくん Web版(日本動脈硬化学会)
いますぐ、自分でリスクを調べたい場合は、便利なツールもあります。
冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)に強い影響のある脂質異常(高脂血症)かどうかを知り、
冠動脈疾患がどの程度起こるかを日本人のデータをもとに調べることができるツール(アプリ、 Web )です。
「冠動脈疾患発症予測ツール これりすくん Web版(日本動脈硬化学会)」冠動脈疾患発症予測ツール(一般向け)【日本動脈硬化学会】 (j-athero.org)
(家族性高コレステロール血症、35歳未満、75歳以上の方の発症予測には利用不可等、対象外の方もいるので要チェック)
コレステロール値や中性脂肪、血圧、年齢、性別などを入力すると、リスク(10年以内の 冠動脈疾患発症確率)が分かります。
実際リスクチェックをしてみましたが、
わたしの場合、「低リスク」「 10年以内の 冠動脈疾患発症確率 0.5%」「同年齢、同性で最もリスクが低い人と比べて1倍発症確率が高くなっています」となりました(「血圧」は115/55でチェック)。
ちなみに、「血圧」だけ少し高めの時の数値(123/65)でリスクチェック(「血圧」以外は同じ条件)をしたら、
「中リスク」「 10年以内の 冠動脈疾患発症確率 2.6%」 「同年齢、同性で最もリスクが低い人と比べて5.2倍発症確率が高くなっています」となりました。
やはり、「血圧」も大きく関係しているんだなと実感。塩分摂取等、食生活もさらに気をつけたい!
血圧、血糖値、年齢、病歴など、個人差があるので、この結果だけで判断せず、気になる点がある場合は、必ず、医師に相談しましょうね!
更年期さん&アラ還さんが 心がけることは?
コレステロール値の対策として、パッと思いつくことは、食事と運動ですね。
が、実は、
これも、医者により見解が違うこともあり、人それぞれ、オーダーメイドに自分に合った方法を取り入れることが大切だと感じます。
「コレステロール値が高い食品を食べても数値はあがらない。制限せずに食べなさい」という見解もあれば、「卵などコレステロール値の高いものは食べないこと」という指導があったり💦
食事と運動 については、「高コレステロール値⁈ 更年期&アラ還が心がける 食事と運動」で詳しく(^^)
なお、
HDLコレステロールを増やす効果のある青魚(DHA/EPA)を定期的にしっかり摂るために、わたしが利用しているのはコープ・生協の宅配です!ご参照くださいね。
ストレスをためず、愉快に過ごそう(^^)
検診結果で、「リスクがある」なんて指摘されただけで、ものすごく落ち込み、ストレスまみれになりがちなアラ還母。
悪いことを考える→不安になる→自律神経が乱れる→体調が悪くなる→「もしや、異変⁈」など悪いことを考える→不安になる、、、、悪循環にハマる😢
これを脱するには、
- 正しい知識を持つ
- 検査をして自身の状態を知る
- 医師とよく話をして、自分が納得する方法を探す
(自分の身体の主役は、自分)
そして、 - 運動や食事の工夫(詳しくは、こちらで)
ふだんから、 - 何より自分をいたわる(^^)
自分に優しく、自分をいたわる
気づいたら深呼吸をしたり、趣味を満喫したり、セルフケアをする。
セルフケアとして、
ツボのストレッチや、お手軽なお灸、漢方薬で心身をケアしたり、家でできるセラピーで自分を癒やしています。
専門家に学び、助けられ、実践しているリラックスの方法を「セルフケア&セラピー」シリーズで各種、お福わけしています。
心も身体も無理なく、愉しく(^^)
ご自分に合った癒やしの方法が、きっと見つかります。
是非、お試しください!
更年期やアラ還期は心身の変わり目。専門家が教えてくれた自分で手軽にできる心身の健康や癒しのヒントをお福わけ 。日々、助けられています(^^)
まとめ
女性ホルモンのエストロゲンは、悪玉といわれるLDLコレステロールを調節する大切な役割を持ちますが、
更年期以降、女性ホルモンのエストロゲンは減るので、必然的に、LDLコレステロール値が上がることになります。
だから、女性の場合はエストロゲンの影響も考慮して、LDLコレステロール値について診なくてはいけないのだそうです。
そこで、
従来の男女同じ数値 で、 LDLコレステロール が「140mg/dL以上」となると 「高LDLコレステロール血症」 と診断される 日本動脈硬化学会(厚生労働省)「 脂質異常症の診断基準」とは別に、
性差を考慮した、 日本人間ドック学会、健康保険組合連合会が発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲 日本人間ドック学会と健保連による150 万人のメガスタディー」(2014年)の基準範囲 があり、
その基準範囲によると、 女性45-64歳 73-185 mg/dL となって、多くの閉経前後の女性が「心配ない範囲」に含まれます。
さらに、
閉経前後の女性の場合、数値が高くなったからといって、急に動脈硬化が進んで心筋梗塞のリスクが上がるわけではないから、一般的には、過度に心配したり慌てなくていいといわれています。
( 家族性高コレステロール血症や、甲状腺などほかの病気が原因でLDLコレステロール値が上がる場合もあるので、それぞれ検査は必要 )
とはいえ、数値を高いまま放っておくのではなく、
定期的に頸動脈エコーで血管の状態をチェックして、実際に動脈硬化が進んでいないかどうかを確かめることが重要!
また、
更年期以降、閉経前後から、検診をうけると、さまざまな数値が悪くなることが多くなり、「LDLコレステロール値」と「肝機能 γGTPなど」の数値が、ともに悪いことが多いとも言われます。
わたしもそうです。
これは、コレステロールは脂質のひとつで、 7~8割は肝臓などで合成されていますが、
「脂質が多くなると、肝臓が全身の脂質を代謝するのに、処理が追いつかず、肝臓自体がダメージをうけ、さらに脂質の代謝が悪くなるから」(人間ドック担当医)とのこと。
更年期さん&アラ還さんは、「からだ」全体を診て、慌てず、焦らず、医師とよく相談することが大事になってきますね。
もちろん、日々、
「適度かつ効率的な運動と食事の工夫、規則正しい生活をしてストレスをためないこと」は大切(^^)
食事と運動 については、「高コレステロール値⁈ 更年期&アラ還が心がける 食事と運動」で詳しくお福わけします。
後日談ですが、実際、運動と食の工夫で、基準値になりました!
わたしが実践した運動と食については、
なお、当サイト「お福わけサロン」では、オススメの運動や食生活のヒントを、多数掲載しています(^^)