「心配」は、その子の「幸せ」に結びつく?/ありのまま受け入れるヒント1

愉快に生きる

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子や孫の生き方を受け入れられず、
あの子の生き方が心配でたまらない、どうしよう、困ったわ、、、
そんなこと、ありませんか?

アラ還になって、周りを見渡すと、
 
子や孫が、結婚せずに困る、 
孫やひ孫の顔がみたいのに、いつ生むのかしら?
夢を追いかけるのはやめて、安定した職に就いてほしいのに、、、

等々、いろんな「心配」の声が聞こえてきます。

皆、「当たり前のことを、当たり前に心配している」といった顔をしているけれど、

その誰かに対する「心配」って、その「誰かの幸せ」につながっているのかなー??

この、子や孫の「生き方」にたいする「心配」って何から生まれているんだろう??

今回は、そんなことを疑問に感じたので、考えてみました。

アラ還母
アラ還母

だれかの「生き方に対する心配」って、

他者への「わたしの価値観」の押しつけじゃないかしら?? 


そして、

当記事に続く、第2弾
「同意」も「賛成」もしなくていい、ただ「邪魔しない」! / ありのまま受け入れるヒント 2 
では、

愉快な仲間
愉快な仲間

親や祖父母である自分が、
いかに、子どもや孫の「自由な心」を邪魔していたか身にしみて分かる方法や、


ありのまま受け入れる」ことは、「賛成」でなくていい、「反対」のままでいい

と、知った【ある言葉】をお福わけします

「同意」も「賛成」もしなくていい、ただ「邪魔しない」! / ありのまま受け入れるヒント 2
親や祖父母が、いかに、子どもや孫の「自由な心」を邪魔していたか身にしみて分かる方法と、日々心に留めている哲学者ボルテールの言葉をお福わけ。誰かの生き方に「反対」でもいい、ただ「尊重」したい!

こちら↓も、ご参照ください! わたしを助けてくれた知恵が、あなたの役に立てますように(^^)

子どもをありのまま受け止めるためにできること / ママの平日に『ローマの休日』
「あなたらしく生きているあなたが大好き」と幾つになっても親に理解してほしい!では、親として子をありのまま受け止めている? 子どもに安心や自信を与える方法を専門家に聞きました。エッセイも。

コラム 愉快に生きる
 当シリーズでは、
わたしらしく愉快に生きたい!と願う元新聞記者アラ還母が、人生子育て、仕事、日常生活のなかで、困ったり迷ったりしたときに助けられた「愉しく生きる知恵」や「癒やされた考え方」や方法を、エッセイとともに綴ります。  

第14回 エッセイ 「わたしの心配」って、「わたしの価値観」の押しつけ⁈

「愛」のつもりが「暴力」になる

最近、観たドラマで、

実家を離れて一人暮らしをしている30代女性が、
「結婚に興味がないのに、親から結婚をせかされて嫌だから、実家には帰らない」というエピソードが描かれていました。

現実社会のわたしの周囲でも、おんなじ状況をたくさん見聞きしています。

「そろそろいい人、できないの?」「いつまでも独身で、どうするつもり?」「早く孫の顔がみたいわー」等々、、。

アラ還母
アラ還母

皆さん、コレ、口に出していませんか? 

この言葉を聞いた子どもや孫は、どんな顔をしていましたか? 

恋愛や結婚、出産といった超プライベートなことに対して、
当人から相談もされていないのに、
なぜ、多くの親や祖父母が、当たり前の顔で、当たり前のように口を出しちゃうのだろう。

いや、親族だけではないのです。

以前、知人が結婚後、商店街で買い物をしていると、
顔なじみではあっても名前さえ知らない ある店主から、まるで、お天気の話をするかのように、

「子どもは? まだ作らないの? 早くご両親に孫の顔を見せて安心させてあげなきゃね」と言われたそうで。。。。

アラ還母
アラ還母

皆さん、この店主の声かけ、どう感じますか?

知人は、不妊治療をしている最中でした。
どれだけ彼女が傷ついたのか、この店主には想像もできないでしょう。

店主は、「結婚したら子どもが生まれる」と考えていて、
それが、この世の全員に当てはまる「当たり前」だ思い込んでいるのでしょう。

だから、「結婚」「出産」という超プライベートなことを、
赤の他人の自分ですら当たり前に「共有」していいのだ、と思っているのでしょう。

愉快な仲間
愉快な仲間

気づいていますか? 「愛」のつもりが、「暴力」になることを

「わたしの生き方」「わたしの考え」が、唯一で正しい?

親や祖父母など、距離が近くなればなるほど、

「自分が来た道」「自分の生き方」「自分の価値観」を、
「当たり前」で「正しい」と考えて、

先ほどの店主の「共有」を越えて、

それを、
子や孫に、よかれと思って、無意識に押しつける傾向があるように感じています。

「自分の価値観」から、子や孫が少しでも外れると、

大丈夫かしら? 困ったわ、どうしよう。。。

「心配」が始まっているように思います。

「あたりまえ」は、ない

でも、

この世には、全員に当てはまる「当たり前」なんて、「死ぬ」こと以外、ひとつも無いのですよねー。

それなのに、

わたしたちは、知らず知らずのうちに、

ある1つの【価値観】を、「当然」で、かつ、「幸せ」なことだすり込まれているので、

他者を傷つけるなんて1㎜も思わずに、口にしてしまう。

愉快な仲間
愉快な仲間

あるひとつの【価値観】を、「当たり前」のこととして考えていませんか?


子や孫や、あるいは、近所の顔なじみさんが、
「結婚したいから、相手を見つけてください!」と頼んできたのならば、
一緒に悩んだり、存分に力を発揮して、縁を見つけることに精力を注げばいいのですが、

当人が、
「結婚は興味がない」「結婚したくない」「好きな人がいるけれど、結婚という制度は利用したくない」「子は持ちたくない」「子を育てたいけれど、産みたくない」等々と思っているとしたら??

愉快な仲間
愉快な仲間

「あなたの心配」と「子や孫 本人の心配」は、一致していますか?

頼まれてもいないのに、アレコレと口を出すことで、
愛しているはずの子や孫を追い詰めたり、責めたり、非難したりすることになり、

結果

幸せを願いながら幸せを奪っていることにはならないかな。

愉快な仲間
愉快な仲間

 愛する子や孫を追い詰めているかも⁈

アラ還母
アラ還母

誰もが、「わたし」とは異なるいろんな考えを持ち、
いろんな事情を抱えていることを想像してみること、
忘れないようにしたい

子どもや孫にたいして、「心配」する気持ちを持ったら、立ち止まる

わたしの「心配」は、「この子も感じている心配」???

発達心理学や精神医学等の専門家にいろいろ話を聞き、新聞記者時代にも、多くの方や多くの出来事を取材して、

そうだ!、「わたしの価値観」や「わたしの生き方、考え方」が絶対ではない!
自分とは「異なる立場」を想像できるように努めよう

と意識し、
もちろん、目の前の娘に対しても、

娘の生き方は娘に任せよう!と決めて、

いろいろ「心配」になっても、

アラ還母
アラ還母

この、わたしの「心配」は、
「この子も感じている心配」なのかどうか、立ち止まって、考えたい!

そんな風に心がけてきました。

だから、
進路や結婚、出産などといったことに対して、いまは、
わたしは、娘に何にも言うことはありません。

が、しかし!!

止まらない日常的な「ダメだし」💦

が、しかし!!(繰り返し💦)

生活の細かいこと、たとえば、モノゴトの進め方、コミュニケーションの仕方、時間の使い方などなど、
なんでもかんでも、目に入ると、つい、

「もっと、こうしたほうがいい」「こうすべきだ」「そんなことしているとダメだよ」

などど、口酸っぱく言ってしまいます。

アラ還母
アラ還母

口よ、止まれ!と頭で思っても、気づいたら、もう言っている💦

頭の中に浮かんでくるダメだしを止められない~



これって、きっと、わたしのやり方、わたしの生き方が「正しい」と、無意識に考えていて、

そうではないやり方を娘がすると、

「このままでは娘が困ることになる」と「心配」になって、
「娘が社会で嫌な思いをしないように」と、
めちゃくちゃ好意のアドバイスのつもりで、アレコレと口に出さずにはいられなくなっているのですよね。
あるいは、「わたしと違う」ことにイライラしている💢ことも多いなあ(_ _)

愉快な仲間
愉快な仲間

あちゃー、日常的な「親の価値観」の押しつけだ!

ほんと、これ、自分でもダメじゃん!と感じます。

「共通の答え」は無い! 1人1人の「答え」で生きていくのが一番、幸せ

そんなとき、
だいたい、娘の顔つきをみて、ハッとして、

わたしが、いま、「当たり前だと信じている考え」「正しいと思っている考え」は、
本当に、娘にとって正しい? 
娘にとって幸せ?

と、自分に問いかけると、

「別に、わたしの考え通りでなくても、娘のやり方でもOKだなあ」
「娘のやり方のほうが、楽かもな」
「娘の考え方、なるほど、いいかも!!」
「たしかに、このやり方が娘らしい」

そんな風に、落ち着くことが多い。

いや、落ち着くのは、自分の心だけで、
口を出した後だから、
娘の心的には、
「またダメ出しされた」「小言を言われた」「自分のやり方や生き方ってダメなの??」などと、きっと、思い込ませてしまい、傷つけているなあ。。。😢 
娘よ、ごめん。

でも、コレ(ダメ出ししては反省する)を何度も何度も繰り返して、
母も、自分とは異なる「娘のやり方」「娘の人生」を邪魔しないことに少しずつ気づき、慣れていくので、長い目で見てね、
という気持ちでいます。

愉快な仲間
愉快な仲間

考えてみたら、人生には、「共通の答え」は無い

から、

その人、1人1人の「答え」で生きていくのが一番、幸せ


アラ還母
アラ還母

「心配」や「ダメだし」が頭をよぎったら、

いったん、立ち止まろう!と、頑張って意識しています


みんなが結婚して子どもを産まないと、日本が困る???

すこし、話を戻します。

恋愛や結婚、出産にまつわる「心配」を口にするとき、

その理由として、

みんなが結婚して子どもを産まないと、日本が困る!

という声も聞きます。

わたしは、

「国」がまずあるのではなく、「1人1人」がまず存在していないと「国」は成り立たないので、
「1人1人」が幸せを感じられない「国」は、それこそ困ることにならないか、
「1人1人」が幸せを感じられず、「1人1人」を大事にしない「国」は、どんなにGDPが上位でも、先進国と呼ばれても、「豊かな国」とはいえないし、人は「豊か」を実感できない、

と、考えているので、

「国」ありき、の考え方を大前提にして、「結婚」「出産」を押しつけるような考え方には、どうしても賛同できないのです。

皆が皆、同じように結婚して、同じように子を産まなくてはならない「国」ではなくて、

何の心配も憂いもなく安心して産み子育てができる「国」
そして、同時に、
何の心配も憂いもなく安心して産まずにいられる「国」を目指せたらいいな、
と思っています。

好きな人と結婚したくても「法律的な結婚」ができなかったり、
夫婦で同じ姓(名字)を強制される「法律的な結婚」しかできない「国」、
子どもを育てながら安心して働けなかったり、
結婚や出産を見えない圧力で押しつける「国」の方が、
わたしは、困るなー、窮屈で、怖いなと感じます。

アラ還母
アラ還母

どう思いますか? 

あとがき

子や孫の生き方について、アレコレ心配になったり、批判したくなったとき、
「この『心配』や『批判』は、どこから来ている?」と自分に問いかけています。

「○○しないとダメ」とか「△△をすべき」とか、無意識のうちに「これが、正しい!」と、
「わたし」が「思い込んでいる」だけ
かも??

まずは、がんじがらめに、「わたし」を縛り付けている「思い込み」に気づくと、
あれ、これって、本当かな?? 
人生って「答え」がないのに、1つの答えに縛られているかも

という冷静な気持ちになります。

いや、なかなか、頭では分かっていても、

気づかぬうちに、「○○でなきゃダメ」という「思い込み」を、
わたし自身にも、そして、娘や周りの人たちにも当てはめてしまい、

できていないと「ダメだし」や「文句」「批判」の気持ちがわき上がりますよねー💦

(この、どうしても湧き上がってくるモヤモヤした気持ちについては、
第2弾「「同意」も「賛成」もしなくていい、ただ「邪魔しない」! / ありのまま受け入れるヒント 2」で掘り下げ、心が楽になるヒントをお福わけします)。


こうした愉しくない気持ちから解放されたら、どんなに暮らしやすいだろう。

すぐには難しいけれど、


「幸せ」なことだとすり込まれている【価値観】や、
「当たり前だと信じている考え」「正しいと思っている考えは、本当に幸せ?

だれかの「生き方に対する心配」って、その「だれかの幸せ」に、本当に結びつく

懲りずに、何度でも何度でも、
そう自分に問いかけて

たまたま、「わたし」にはピッタリだった考え方が、
「わたし以外」の他者にぴったりではない、
人生の答えは、1人1人違っている、

このことを忘れないようにしなくちゃなぁ(^^)

そして、

自分自身に向けても、同じ問いかけをすることを続けたい。

「幸せ」なことだとすり込まれている【価値観】や、
「当たり前だと信じている考え」「正しいと思っている考えは、

本当にわたしにとって幸せ?

アラ還母
アラ還母

「当たり前」と思い込んでいる考えが、自分を苦しめていませんか?

自分を苦しめる「当たり前」や「フツウ」なんてタダの幻想だから、
手放しちゃお(^^)/

この世には、「当たり前」なんて、「死ぬ」こと以外、ひとつも無いのだから。

 ”できることやできないことがある”  ”好きなことや嫌いなことがある”  ”したいことやしたくないことがある”  

 そういう、ありのままのわたしが、わたしは大好き! そして、お父さんもお母さんも、子どもたちも、そういうわたしを大好き! 

そう思える子どもには、そう思える大人には、 どんなに世界は安心で、愉快に映るだろう、と思うのです。 


「お福わけサロン」へようこそ
アラ還母(元新聞記者)まやみ佳が、困ったときに専門家から学び実践し癒やされた「考え方」や「方法」、先達が教えてくれた、自分らしく、愉しく生きる「知恵」や「ヒント」をお福わけ。

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