コロナ禍、毎年受けていた人間ドックから足が遠のいてしまった方、あるいは、人間ドックは受けたことがない、敷居が高い、でも、健康状態をチェックしたい! という方におすすめしたいのは、
わたしも受けた、
在宅でできる「血液」と「尿」検査で、「がんのリスク」と「生活習慣病のリスク」が分かる人間ドック「おうちでドック」(ハルメク・ベンチャーズ)です。
わたしは、病院で受けた前回(2019年)の人間ドックで精密検査まで行った脂質異常症と肝臓の具合、さらに、「がん」のリスクもずっと気になりながら、コロナ禍ということもあり、検診から足が遠のいていました。
でも、ついに検査でき、しかも、自宅で手軽に実施できたので、ひとまず安心しました。
特に、これは便利で安心!と感じたのは、検査後に「医師から個別に結果の解説が聞けるサービス」や、
「看護師による健康相談チャット」&「医師紹介サービス」が6か月間無料で使える特典(通常約1万円~)があること。

健康問題の心配や不安に応えてくれるので、大変心強く、活用しています
実施方法や感想、健康サポートの様子を詳しくお福わけします。
申し込みから検査キット到着まで

思い立ったら吉日!
① まずは、ネットで申し込み
わたしは、2019年の人間ドッグ以来の検査なので、日本人がかかりやすい「代表的がん」と「生活習慣病」のリスクチェックが一度にできる総合キット(15%のセット割引で21,780円税込)の女性用を申し込みました。
大腸がん、食道がん、子宮がん、乳がんの4つ(女性用)の「がんのリスク」と、
脂質代謝異常、動脈硬化、糖尿病、腎臓機能、肝機能など9つの「生活習慣病のリスク」をあわせて検査するセットです。
「がんリスク」のみ(16,500円税込。男性用は、前立腺がん、大腸がん、食道がん。女性用は 大腸がん、食道がん、子宮がん、乳がん )、
「生活習慣病」のみ(9,350円税込。動脈硬化、糖尿病、肝臓疾患、腎疾患、脂質代謝異常、痛⾵・尿路結⽯、⾼⾎圧、肥満度、栄養障害)も選べます。
単体で2個買うよりお得になる「男女セット」もありますが、性別が無関係で複数セット割があるとさらに嬉しいなあ。
さらに、「胃がんリスク、ピロリ菌」に特化した検査キット(11,000円税込)もあります。

健康診断、人間ドックの受診状況や、調べたい項目により、自分に必要と思うキットを選びましょう!
配送状況によりますが、注文から1-3日程度で検査キットは到着します。
② 到着したら、箱に一式入っているので、まずは内容物の確認
「内容物チェックシート」に沿って確認。血液検査キットには使用期限があるので、キットに添付された期限をチェックし、期限内に受けましょう!
③ 検査タイミングを決める
夕食(普段通りOK、アルコールOK)から翌朝の検査までの6時間以上空けることができる日を選び、
当日、「尿検査」は、起床後すぐの尿を採取。
「生活習慣病の検査」は、朝、食事前に。
「がん検査」は、時間帯や食事制限はないですが、ほかの検査キットと混同してしまわないように、別日の実施がおすすめ。

わたしは、「生活習慣病の検査」 の翌朝、「がん検査」をしました
検査手順~発送まで

老眼でも問題ないくらい大きい文字とイラストで記された大きなカラーの検査方法説明書が各検査別にあり、大変、分かりやすい。
より分かりやすい動画も用意されており、動画を観ながら一緒に検査することもでき、安心です。
以下に出てくる器具は、すべてキットのなかに入っています。採血するときの消毒布や止血するための絆創膏もしっかり入っていますから、個々に用意するモノは何もありませんよ。
「尿検査」 ふだんの健康診断と同じように、中間尿(最初の尿を捨て、途中の尿)を尿カップの半分くらい採取、尿カップのフタを閉めて、採尿管を説明書のイラストで記されたとおりに、尿カップフタのシールをめくり、穴に差し込むと、尿が自動的に吸い上げられます。 へえ、すごい!と感心のアラ還母。 指示された印まで吸い上げられたら、採尿管を抜いて、緩衝材入りの袋に入れて郵送するだけ。
「血液検査」 どうやって血液を採取するか、これが一番、気になりますよね。 【①指先に針をさし、血を採取】 キットに入っている使い捨て針を指先に強く押し当てると、カチッと音がして自動的に針が出るようになっています。 というか、カチッと音がするまで、使い捨て針を指先(中指)に押しつけるのですが、わりと強めに押すこと! わたしは、「生活習慣病検査」の時は初めてだったこともあって、エイヤッと強めに押せて、すぐにカチッと音がして針が出た(針は安全のため、すぐに中に戻ります)のですが、 翌日実施した「がん検査」の血液検査では、2度目と言うことが災いしたのか、「そんなに衝撃はないけど、やっぱり、ちょっとは痛かったよなぁ💦」などと思ってしまい、無意識に、強めに押し当てることができなかったのでしょう、恐る恐る押し当てたためか、なかなかカチッと針が出ませんでした。 正直、本当に一瞬の痛さ。バラのとげ位の痛さという方も。なんとも感じない方も居るはず。 なので、コツは、ビビらないこと!(^^;) (はい、次回、そうします!) 「あずき大」ほどの出血があればOK。 足りない場合は、心臓よりも手を低くして、次に、手を低くした状態のまま、手のひらから指の腹までしごき、血液を絞り出します。指だけでなく、手のひらから絞り出すことが肝心。 わたしは、なかなか「あずき大」まで出血せず、手のひらから指先まで何度もしごきました。 さらに、前述した「がん検査」時は、どうやっても中指からこれ以上出血はしなくなったので、中指を諦めて、予備の使い捨て針で、薬指に、もう一回採血しました(T-T)。 指先の、ど真ん中より少しずらして採血するといいようです。 指先にたまった血液は、吸入器を使い、吸い込ませます。 吸入器のスポンジ全体が赤くなるまで吸い込ませなくてはならないのですが、 繰り返しになりますが、わたしの場合は、 一回では到底スポンジ全体が赤くなる量ではなかったので、「手をしごいては吸い込ませる」ことを何度か繰り返し、完全にはスポンジ全体ではないけれど、なんとか大丈夫かなあ? というレベルまで実施して、止めました💦 (わたしのように、これで大丈夫かどうか不明な場合も、そのまま説明書に従い検査を進めてください。 プラスチックケースに検体を含めすべての器具を入れて、検査センターへ送ること。 検査が可能かどうか調べ、検査不能の場合は再検査キットが無料で届くとのことです。 だから、失敗しても大丈夫! ただ、検査キットを捨ててしまうと再検査キットが送付されないので注意!) 【②採取した血液をボトルに入れる】 溶液入りボトルに、吸入器を垂直に差し込み、指示通りにスポンジをボトルの溶液のなかに落とし、スポンジが入った溶液入りボトルを閉める。 【③血液を分離させる】 血液が入ったボトルを30回振ります。 おお、看護師さんが採血するときやっている、アレだ!!と少し感動(^^) あとは、指示通りに、ボトルにシリンダーを差し込み、密閉キャップを閉めたらOK.
ちなみに、 身長と体重、腹囲(紙製のメジャーがちゃんと入っていました(^^))は自身で測定(肥満度検査のため)、
血圧も、直近1ヶ月に測定している数値を「質問票」に記載します。1ヶ月以内に測定していなければ記入は不要です。

「発送」
完成したボトル、採血検査で使った器具やゴミすべてをプラスチックケースに入れ、書類(検査申し込み用紙や質問票)とともに返信用封筒に入れ、即日、ポストに投函する。
「尿検査」「血液検査(生活習慣病のリスク)」「血液検査(がんのリスク)」の計3点、それぞれ、専用の返信用封筒に入れて、ポストに投函(建物内にあるポスト推奨)すること。
わたしのように、複数の検査を実施した場合は、すべての検査を実施しないと検査結果は届きませんので、注意してくださいね。

難しそうですか? 手順に沿ってやり始めたら、簡単に感じますよ。
ビビりのアラ還母は、説明書を2回ほど熟読してから始めましたが、案ずるより産むが易しでした~(^^)
結果到着 様々なサービス

検査結果は2~3週間ほどで届きます、と記載がありましたが、わたしは1週間ほどで到着しました。
大腸がん、食道がん、子宮がん、乳がんの4つ(女性用)の「がんのリスク」 についての結果と、
肥満度、⾼⾎圧、栄養障害、脂質代謝異常、動脈硬化、糖尿病、腎機能障害、痛⾵・尿路結⽯、肝機能障害の9つの「生活習慣病のリスク」についての結果が、一覧表で送られてきます。
検査結果を踏まえた今後のアクションも記載されていますし、検査項目の基準値と検査の解説、今後の対策が記された「補足資料」も同封されています。
わたしの場合は、2年前にひっかかり、精密検査の頸動脈エコーもうけた「総コレステロール値」と悪玉コレステロールの「LDLコレステロール値」が相変わらず、「とても大きく基準値よりはずれて」いたため、「 脂質代謝異常 」「 動脈硬化」のリスクがみられました(T-T)
医師の健康相談電話サービス
検査結果を踏まえた今後のアクションとして、「すぐにお近くの病院に行き、医師の診断の上、治療の実施を強く勧めます」と記載がありましたが、
じつは、2年前の検査より、数値的には改善していたので、まずは、「おうちでドック」購入者向けのサービスである「医師の健康相談電話サービス」(検査結果が正常範囲外の場合のみ利用可)を利用しました。
専用サイトから日時の予約をすると、医師から電話がかかってきます。
検査キット購入1個につき相談1回、最大15分間の利用が可能。
薬を使わず、LDLコレステロール値を下げたい、どうすれば?
肝機能は、γGTPの数値が安定しないが、安定して下げるには?
次回検査の時期は?
など、あらかじめメモして、質問しました。
結果の内容や改善策などについては、 「更年期、悪玉コレステロール値が高くなるのは、当たり前⁈ 」 「高コレステロール値⁈ 更年期&アラ還が心がける 食事と運動」 で詳しくお福わけしています。 脂質異常症対策として続けている運動は、「アラ還におすすめ! ゆる~く続けられる基本運動&有酸素運動」をご覧ください。
看護師の健康相談チャット & 医師紹介サービス
さらに、わたしが便利だわ!と実感して利用しているのは、「おうちでドック」購入者特典である「看護師の健康相談チャット」。
これは、医師検索サイト「クリンタル」の健康相談サービスで、アプリやインターネットサイト上で、看護師がチャットにて健康相談に応えてくれます。
利用の手引きに沿って専用のサイトにアクセスし、キットとともに送られてきた用紙「健康サポート」に記載された無料利用の「コード」を入力、「クリンタル」に会員登録して利用します。
家族の健康相談や「おうちでドック」の検査対象疾病以外の相談も可能で、検査前、後、いつでもOK。
月5回のメッセージまで(出荷日から6ヶ月間)は無料で利用できます。
送信は24時間OKで、回答は平日10-18時となります。
わたしは、せっかくチャットだから、回答時間内に質問を送信。検査結果で気になった「コレステロール」についてや、最近少し気になっていた「尿の臭い」などの心配や疑問に、もちろん多少のタイムラグはあるものの、迅速かつ大変丁寧に答えてもらいました。
購入者特典でついている「クリンタル」のサービスには、
「医師紹介サービス」もあり、こちらも 検査キット出荷日から6ヶ月間は無料で利用できます。
自分の症状にあった全国の医師や病院を教えてもらえます。

自分の気になる症状や希望(家から通いやすい等)を記入して申し込み、条件に合う、総合内科医を紹介してもらい、大変助かりました。
注意事項はこちら
以下をしっかり読んで、正しく使いましょう!

ホームページには、「おうちでドックは民間の会社が医療機関と同等精度で医療機関で広く用いられているがんの腫瘍マーカー検査、生化学検査(生活習慣病を調べる検査)、尿検査を行い疾病のリスクチェックをするものですが、医師の診断を伴うものではありません。
医療機関や検診施設で受ける健康診断やがん検診の代替とはなりませんし、法定検診の受診率にも直接寄与はしません。
これまで医療機関や検診施設に行きたくてもいけない方に対して、在宅で簡便にリスクチェックを行い、疾病のリスクを提示することで医療へのアクセスを早めるきっかけになる検査サービスと位置づけています」と記載があります。
あくまでも、在宅でできる「リスクチェック」です!
「おうちでドック」ホームページや上記の「使用上のご注意」をしっかり読んで、ご利用くださいね。
まとめ
コロナ禍、健康状態が大変心配でしたが、
郵送型の血液・尿検査キット(厚労省承認の検査キット)を利用した「おうちでドック」は、簡単で便利!
実施前は、難しそうな気がしてドキドキしましたが、やり始めたらスムーズ、血液検査一つあたり10分くらい、尿検査は3分くらいで検査できました。
しかも、
これまで毎年受けていた人間ドックの数値とそれほど変化もなかったことから、検査自体も信頼できることを実感しました。「病院と同等の検査水準」「特許技術により、自宅で採取しても精度の高い検査が実現する」という謳い文句も納得でした。

病院には行きたくないなあと思う方、行きたくても行けない方には、リスクチェックの第一歩として利用価値が高いと思います
「おうちでドック」ホームページや上記の「使用上のご注意」をしっかり読んで、ご利用くださいね。
公式ホームページはこちら↓

更年期さん&アラ還さんが気になる検査結果やコレステロール値について以下の別記事で詳しくお伝えしています。
知らなかったことや、なるほど!と思うことがたくさんありました。
更年期以降を愉快に過ごすために、正しい知識をもちたいです!
以下を参照してくださいね。





身体のチェックは、毎日、「体組成計」でしています
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詳しくは、こちら

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